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暗記のために繰り返す具体的方法! ド素人が第二種電気工事士試験の筆記試験を覚えた方法。

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2021年7月4日。筆記試験に合格! しました。そのためにやって良かったの共有シリーズです。

暗記にはコツがある。コスパよく覚えよう! という趣旨の記を書きました。

flat-and-flat.com

その中でも繰り返しが重要と書いています。その繰り替えす方法についてです。

で、要点は目次に書くようにしたので、目次だけでも見てってください。

暗記のために繰り返す具体的方法

最初に結論である実施案です。(理由は後回し。)

  • 過去問を通じて覚えていく

ということを前提に(理由はこちらの記事にて。)、以下のルールを設けます。

  • 新規の問題・情報は翌日もう一度やる
  • 翌日以降は復習(もう一度やること)を優先し、残りの時間は新規の問題に取り組む
  • 間違えた問題・覚えにくい事項は付箋を貼って繰り返し回数を増やす

なお、オススメしているこちらの書籍には、過去問が180問掲載されています。今回はこちらを実施する前提で話を進めます。

このルールに則って、以下の順序で学習を進めます。

  1. 一日目は、「新規の問題をできるところまで」進めます。
  2. 二日目は、「昨日と同じ問題」 + 「新規の問題をできるところまで」進めます。「昨日の問題」で覚えられていなかった問題には付箋を付けます
  3. 三日目は、「昨日と同じ問題」 + 「付箋の付いた問題」 + 「新規の問題をできるところまで」進めます。覚えられていたら付箋は外します
  4. 四日目以降は同じ事の繰り返しです。
  5. 180問すべてが終わったら、1問目から繰り返します。覚えていない問題に付箋をつけるのは同じですので、「付箋の付いた問題」 + 「続きの問題をできるところまで」進めることになります。(ここからは「昨日と同じ問題」はやらなくてよい。)
  6. その180問を終えたらまた1問目から繰り返します。これは試験日まで続けます。

繰り返して暗記する方法
繰り返して暗記する方法

5.の、180問がすべて終わったタイミングで、最低2回はやっていることになります。覚えにくい事項は3回以上繰り返しています。覚えにくい箇所の繰り返し回数は、付箋を利用して増やしています。

上記のように一定の手順をルーティン化して進めることを、私としてはオススメします。というのは、ルールを決めちゃえば考える必要がなくなるので楽だからです。

5.にたどり着くまでの時間は人それぞれでしょうし、やりやすいようにアレンジしていただくのも良いと思います。ですが、その場合は以降に書いた、なぜこのような実施案になったのか理由を読んでいただきたいです。理由を知った上でアレンジすることをオススメします。

ということで、以降、この方法の理由の説明になります。

基本戦略は繰り返し!

毎日見ていると嫌でも覚えます。地元の駅の路線図、隣の駅、隣の隣の駅、覚えています。したがって、覚えるための基本戦略は繰り返すことです。当たり前じゃん、ですが、この当たり前を利用します。

しかしながら、電気工事士の試験範囲は広く、すべてを毎日見るなんて現実的ではありません。

そこで、それなりにいい感じで繰り返すことができる戦略を立てます。

繰り返して忘れる間隔を長くする

今、何か覚えたとします。

1時間後には半分忘れます。

明日には7割忘れます。

・・・

なので! 忘れる頃にもう一度覚えるのです。この忘れかけにもう一度覚えるのが良いタイミングであると言われています。

そして、この忘れる間隔は、繰り返し覚えることで長くなっていきます。徐々に楽になていきます。

これがキホンです。

間違っても、一回で覚え切ると考えてはいけません。人間の脳はそういうことができるようになってないのです。一回の強度をあげるよりも、弱くても複数回見る方が効果的であることが知られています。

繰り返して忘れる間隔を長くしましょう。最低でも試験日まで覚えていればOKです。

繰り返すたびに労力は減る

また、最初に覚えるのは大変ですが、2回目、3回目と回数が増えると苦労は減ります。

勉強は段々楽になっていきます。

間隔は長くなるし、勉強の労力も減っていきます。ですので、希望を持ってポジティブに取り組むと良いと思います。

忘れかけのタイミングで複数する

じゃあ、具体的な忘れるタイミングとは? いつ覚え直せばよいのでしょう?

「忘却曲線」という根拠

「忘却曲線」という有名なお話があります。その説明は省きます。読まなくても大丈夫ですが、わかりやすそうな記事を一応紹介しておきます。

ryugaku-kuchikomi.com

人が物事をいつ忘れるのか、それを実験してグラフ化したよって話です。

この記事に書かれている知ってもらいたい要点だけ引用します。

まず、学習した後24時間以内に10分間の復習をすると、記憶率は100%に戻ります。そして、ここからが素晴らしいのですが、次回の復習は1週間以内に、たった5分すれば記憶がよみがえるのです。そして、次は1か月以内に2~4分復習すれば、また記憶は復活するのです。

つまり、偉い人の実験結果によると、忘れる前に覚え直すと、忘却の間隔は延びていくのです。その間隔は、「忘却曲線」によって導き出せるのです。要は「忘却曲線」を見ると、復習タイミングが分かるという話です。

先に書いていた、

  • 忘れかけにもう一度覚えるのが良いタイミングであり,
  • 忘れる間隔は、繰り返し覚えることで長くなっていく

という話は、この「忘却曲線」が根拠です。

復習するタイミングを決める

ですが、こんな曲線に頑張って従うのは大変ですし、とてもオススメできません。

なので、以下の2つの方法にしちゃいます。

  1. 最初の復習は翌日にする。
  2. 以降は覚えにくい箇所を多めにいい感じに繰り返す。
あたらしい事は翌日覚え直す

1.にある、最初の復習は翌日ということを守りましょう。明後日も明々後日も同じく毎日見なくても大丈夫です。が、明日はもう一度見ましょう。これが偉い人の実験結果です。

3回目以降の復習をするタイミングは?

2.は3回目以降の復習のルールでした。このタイミングは計算して割り出すのが大変ですので、以下のように割り切ります。

  • 覚えにくかった箇所には付箋を付けて翌日復習する
  • 覚えていた箇所は180問終えた後に再度実施する
  • この180問を試験日までひたすらぐるぐる繰り返す

勉強をしていると、覚えやすい事項とそうじゃない事項がでてきます。この苦手な部分を重点的に対応するために付箋を利用します。 テキストに直接書き込んでも問題ないですが、付箋をパリパリ剥がして目に見えて減っていくのは気持ちがいいので、付箋方式をオススメします。

付箋は何でも構わないのですが、私は小さくて持ち運びのしやすいフィルム素材のものを愛用していました。

この通りにできなくてもOKなので兎に角やろう!

なお、毎日勉強時間が取れない、日曜日以外は勉強できない、という方もいるでしょう。新しく覚えた事項の復習が翌日にできないので、「忘却曲線」を根拠にしてしまうと、効率が良いとは言えなくなっちゃいます。

ですが、それでも、前回学習分を次回に再度見るということを実施すれば随分と記憶の定着はあがるはずです。翌日は無理だからダメにはなりません。1週間後であっても、前回分を必ず復習するという方針で、兎に角やってみましょう。ベストな方法ではなくとも、実践可能なベターな方法を作ってやっていけばなんとかなります。

覚えにくいものは毎日見る

ところで、電気工事士は「コンセントの種類」を覚える必要があります。あの2つの穴が開いてるやつです。・・・知ってますよね?

あと、「法令」も覚えます。第二種で施工可能な工事内容です。・・・知らないですよね?

馴染みのある前者は覚えやすいです。後者はなかなか覚えられないんですよね。法令によると、資格取得後の住所変更は届け出不要で、名前の変更は届け出が必要なんです。届出先は都道府県知事です。って、普通はすんなり頭に入らんでしょう。

この例は、私が「覚えにくい」と思った事例です。どうも苦手だったんですよね。

こういう自分にとって覚えにくいと感じる事項は、毎日見ちゃうと良いです。面倒くさいので「忘却曲線」も考えない! 毎日見れば無問題! 地元の駅の路線図理論です。

以下、そのための方法をいくつか書きました。私が実際にやった方法ですが、どれも効果は変わらないと思いました。やりやすい方法を使ってください。

方法1 : メモ帳なんかに書いてマスキングテープで貼る

デスクの前、トイレ、玄関のドア、どこでもいいですが、毎日見る場所に貼っておけば嫌でも目に入ります。この嫌でも目に入る場所を利用するのが方法1です。

  • メモ帳に大きな字で要点だけ書き出す
  • 絵や図を描くとなお良い
  • 毎日見る場所に貼り出す。
  • 毎日ちゃんと読む

書くものは、メモ帳でも付箋でもいいです。マスキングテープとかで剥がれにくくしておくのがオススメです。

ちまちま小さい字で書いてはいけません。毎日見るのが嫌になります。1枚に書いて良いのは、覚えること1つだけです。

『パッと目に入れて、頭にドーン』と入れましょう。

方法2 : 小さいノートにでっかく書いて毎日見る

小さいノートに書いて毎日見るのもオススメの方法です。

ノートを繰り返し毎日見るなんて、うわーってなりませんか? このノートは学校で書いていたノートと使い方が違います。

  • ノート1ページに1つの覚えたいことを大きく書き出す
  • 絵や図を描くとなお良い
  • 毎日1ページ目から全部見る

メモの貼り出しと同様、『パッと目に入れて、頭にドーン』です。罫線に沿って書いてはいけません。文章を書いてはいけません。バカでかい字で書き出します。1ページに書いて良いのは、覚えること1つだけです。

大きく書くと、1ページ1秒掛からずに読めるようになります。1冊60ページのノートを読むのに1分掛からない計算です。毎日全部を見るとしても、大して時間はかかりません。

方法3 : メモをスマホで撮って写真を毎日見る

スマホ中毒の人向きの方法です。

  • ノートやメモ帳に1ページに1つの覚えたいことを大きく書き出す
  • 絵や図を描くとなお良い。ここまで同じ。
  • スマホで写真に撮る。
  • 「第二種電気工事士」というフォルダに入れて、毎日見る。(名前は何でもいいです。)

やってることは同じですね。ちなみに、写真は書き直しがしにくい(即修正しにくい)というデメリットはあります。

あとがき

ざっくりまとめると、以下になります。

  • 繰り返す回数を増やして覚えよう
  • 特に新規の事項は翌日に復習しよう
  • 覚えられていない買った事項は付箋を貼って翌日に復習しよう
  • 覚えにくい事項は別途切り出し(別のなにかに書き出し)て毎日見よう

範囲は広く大変ですので1周目は大変ですが、そこを乗り切れれば後は脳に刷り込む作業の繰り返しです。1周目に比べればグッと楽になりますので、ぜひ、そこまでたどり着きましょう。

以降はおまけの自分語りです。読まなくて大丈夫です。

方法4 : (参考)Ankiアプリにぶちこむ

この方法はオススメはしにくいですが、私がやっていた方法です。

実は、この記事でオススメ繰り返しの手法も、毎日見て覚える方法も、第二種電気工事士試験に対しては、私はやってませんでした。(他の資格試験ではやってみて実際に良かったでんす。これは本当。)

私が使ったのは、 Anki というアプリでした。

https://apps.ankiweb.net/

フラッシュカード(裏表に書き込む単語帳のような物)のアプリです。覚えたい情報をこのアプリに登録しておくと、忘却曲線に従って、いい感じのタイミングで思い出させてくれるアプリです。マニアック過ぎるので、アプリの説明はこの程度に留めておきます。

全問題、全覚えたい事項を、スクショを撮ってぶちこみました。問題には手書きのメモも書き込みました。復習タイミングは一切考えず、すべて Anki に任せました。

表面には書き込みの無い問題を、裏面は以下のようにゴリゴリに書き込んだスクショを貼り付けました。(そのまま使えないように部分的に切り出した画像にしておきます。)

書き込みのある過去問
書き込みのある過去問

このカードを作る労力が結構必要でして、とてもオススメはできないなと思いました。あと、アプリの使い方をわざわざ覚えるのも無駄が多いですね。

ただ、 Anki は何でも覚えられて現在最強の方法だと思ってます。

英語学習系の書籍では紹介されることがありますね。興味のある方に向けにて一応掲載しておきます。

何度も書きますが、この方法をオススメはしません。万人には勧められないマニアックな方法と自覚しています。まあ、アナログな方法でも十二分に効率よく勉強できますよ。マジで。